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アロマの楽しみ方と注意点

さて間が空いておりますが、犬にお勧めのアロマシリーズ続き。
今回は、実際どういうふうにエッセンシャルオイルを使うのか、書いてみたいと思います。
あくまで『犬にアロマを楽しませる場合』で書きますから、対・人間の話でもっと詳しく知りたい方は、調べてみてくださいな。

基本的に犬に対しては『芳香浴』で楽しませるのがいいと思います。
芳香浴というのは、お部屋にオイルの香りを漂わせ、それを吸う!といういたってシンプルな楽しみ方です。
人間に向けてだと、マッサージオイルを作って肌につけたり、化粧水を作ったり、お風呂のお湯にオイルを入れて入浴したりとありますが、こういったお肌に直接触れさせる使い方は芳香浴より注意点が増える(あとで詳しく書きます)ので、面倒だったら芳香浴にしとけば間違いないです(笑)

肌につけると、鼻以外に皮膚からもオイルの成分が取り込まれ、いいんですけどね。
勿論ポイントを押さえれば犬にも出来ますよ。
まぁその前に、先に芳香浴の話を。

■アロマランプ、ディフューザーなどを使う

頻繁にアロマを楽しむようならこういう機器が一つあった方が早いと思います。
ネットなんかでちょっと検索するといろいろ出てきますよ~。

アロマランプというのは、電球の熱でオイルを温めて香りを広げるタイプ。
キャンドルを使うものもありますが、動物がいる場合はライトの方が安全でしょうね。
難点は、『熱でオイルを温める』というところ。
熱が加わると多少なりともオイルの成分が壊れてしまうことがあります。

なのでよりお勧めは、熱ではなく、超音波でミストにしてくれるタイプのディフューザーの方。
水とアロマオイルを入れて、ミストにしてお部屋に広げてくれるタイプです。
『超音波式』かどうかよく見て買ってくださいね。

ちなみに私は水も使わず、オイルを直接気化するタイプのディフューザーを買ってみました。
すごい濃さで匂いが広がるので、「犬のためにアロマ試してみたいけど、実は私自身はそんなに匂いもの好きじゃないの…」という方は、やめておいた方がいいでしょう(笑)

■ティッシュやコットンでお手軽に

ちょっと気軽にアロマを楽しみたい方はこちらで充分。
ティッシュペーパーやコットンに、直接アロマオイルを数滴落とし、近くに置いてください。
おしまい(笑)

■ルームスプレーを作る

このルームスプレーの作り方は、覚えておくと、結構便利。
私も最初は「一番めんどくさそ~、ディフューザーで楽しめばいいや」と思っていたんですが、いざあれこれオイルを買ってみたら、一番いろいろ応用できて生活に役立ってるのがスプレーでした。
掃除に使ったり、お客さんが来る前にちょっと部屋にシュシュッとしたり、虫除けスプレー作ったり。
お客さんの愛犬に、試しにとアロマオイルを分けたい時、スプレーにしてお渡ししたりしています。
作り方は道具さえ揃えれば簡単です。

↓用意するもの↓
お好きなエッセンシャルオイル(原液)
スプレーボトル
(100均とかドラッグストアで見かけますし、お手元の空き容器でも、霧吹きでも構いません)
無水エタノール
(ドラッグストアで売ってます)
精製水
(ドラッグストアで売ってます。コンタクト用品なんかと並んでます)

まず『無水エタノール』と『精製水』を『1:9』の割合で混ぜる、ということをインプットしてください。
無水エタノールが5mlなら、精製水は45mlです。
本当はビーカーや計量カップで量って作るんですが、きっかりじゃなくて全然大丈夫ですからね。
私なんてスプレーボトルに直接「大体1/9!」ってところまで適当にエタノールを注いで作ってますから。

そして、『無水エタノール+精製水』の液体『50ml』に対し、エッセンシャルオイルは『10~15滴』と覚えます。
つまり『エタノール+精製水』が100mlあったら、オイルは20~30滴混ぜてOKなわけです。

はい、これさえ覚えたらあとはいつでもどこでもお好きなスプレーを作ることが出来ます。
スプレーを作ったらお好きなとこにシュッシュしてください。
あ、使う前にはよく振って、オイル部分と水を混ぜてください。

無水エタノールと精製水は、スプレーを長持ちさせるために使います。
スプレーは冷蔵庫に入れ、二週間以内に使い切れれば理想です。
使い切るから長持ちなんてさせなくて結構!という場合は、エタノールも精製水も用意しなくて大丈夫。
ミネラルウォーター、いえ、水道水でも構いません。
水50mlに対し精油10~15滴、これで作れます。
むしろ虫除けスプレーなど作って人や犬にシュッシュする場合は、水とオイルだけで作った方がお肌に優しいでしょう。



せっかくなので、個人的にお勧めなレシピも少し書いてみます。
犬にお勧め、あるいは、犬と生活する中で役立つレシピ。

■就寝前のリラックスタイムに

ラベンダー or オレンジスィート
(+ティートリー)

ラベンダーのみ、オレンジのみでも構いませんし、二種類混ぜても構いません。
ティートリーもお好みで、混ぜても混ぜなくても。
いずれも相性の良いオイルなので、全部混ぜても大丈夫。
個人的な好みでは、オレンジ3滴、ラベンダー1滴、ティートリー1滴くらいが好きです。
リラックス作用はラベンダーを多くした方が高まると思うので、ラベンダー好きの方&犬は、ラベンダーメインのブレンドでどうぞ。
これをディフューザーで部屋に香らせる、またはコットンなどに垂らして傍に置き、ゆったりとくつろぎます。

リラックス作用の高い精油は、他にもいろいろあります。
クラリセージ、カモミールローマン、マンダリンなどなど。
ラベンダーやオレンジスィートがお好みでない場合は、他にも探してみてください。

この時愛犬には同時にマッサージを施してあげるととてもいいと思います。
アロマをかじり始めると、必ずセットのようにマッサージの話題が出てきます。
アロマとマッサージ、これは犬の精神状態を整えてあげるのに、予想以上の働きをしてくれるケースが多々あるコンビです。

マッサージについては私、まだ書けるほどの知識がないのですが、『いかに手の平から愛犬への愛情を注ぎ込めるか』で、効力が倍にも半分にもなり得るもの、という感じを受けます。
つまり、「マッサージがいいらしい、やってみるか。面倒だけど。」「あ~今日は時間がない、さっさと済ませちゃおう。」って思いながらやっては、何にもならないんだろうな~と感じます。
「大好きだよ。」「今夜もこのコがよく眠れますように。」「長生きしてね。」そういうのが伝わるように、飼い主さんの方も心からゆったりして、ゆっくり、優しく、気持ち良く。
愛犬をリラックスさせるためにやるのだから、優しくゆっくりとした手つきで、丁寧に。
愛犬の体温を人間側も感じ取りながら、お互い幸せホルモンがいっぱい出るように。

特に、多頭飼育で先住犬が拗ねたというようなケースの場合は、マッサージ中は絶対にそのコから目を離さないというのが必要なんだろうな、と思います。
どんなにマッサージの手つきが上手くても、最中に飼い主さんが他の犬、あるいは他のことに気を取られるようでは、きっと愛犬の心を満たしてあげることはできないんだろうな、と思います。
「あなただけを見てるよ。ちゃんとあなたに関心が、愛情があるよ。」と伝える事によって、犬に安心感を得てもらわなければならないから。
『散歩は一頭ずつ』と同じ話かな、と思います。

犬って飼い主さんに『ゆとり』がないと飼えないですよね。
気持ちも、時間も、場所も、お金も。
アロマを楽しみながらゆっくりとマッサージをしてあげる、時間と気持ちのゆとりが、飼い主さんになければ、どれだけアロマやマッサージがいいと言っても使えない。
散歩を存分に楽しませる事が出来れば、それだけでも犬って大分変わるのに、飼い主さんに時間や気持ちのゆとりがなくて「早く早く」の散歩になってしまっては、せっかく日に二回散歩に出てあげてもあんまり意味がない。

犬が自由に行き来できる部屋が限られていれば、無駄に犬をムシャクシャさせる頻度も上がるし、空間に対して人や犬の数が多すぎればみんなが無駄にギスギスします。
相性が悪いと特にね。
犬同士もそうだし、例えば小さなお子さんと犬、とか。
「一緒にいたくねぇ~」と思ったら、犬が自ら避難できる逃げ場があると、随分楽なんですが。

あぁまた話が脱線したわ。
次に行きましょう。

■内向的な犬を元気づける

オレンジスィート

散歩前の時間に、犬のいる部屋にオレンジを香らせて嗅がせてから散歩に出たり、バンダナみたいなものに垂らして犬の首に巻いて散歩に出たりするといいと思います。
オレンジスィートは気分を穏やかに高揚させて、前向きな気持ちにさせてくれます。
グレープフルーツやレモンをプラスすると、より元気な気持ちになれるかも知れませんね。
ただし、以前も書いたように、動物には柑橘系の香りを嫌う個体も多いので、愛犬がオレンジの香りを好むかどうかはよく見てあげてくださいね。

■車酔いする愛犬に

ペパーミント
(+レモン)

車酔いを和らげてあげるのに、ミントの右に出るものはありません。
オイルを直接持って行って、車内でティッシュやコットンに出して嗅がせるもよし。
スプレーを作っておいて、車内にシュシュッとまくもよし。
ちなみに上記の組み合わせは消臭スプレーとしても優秀ですし、テンションが急激に上がった時の犬、パニック状態みたいになっている犬の気分を、キリッと変えてあげるのにも役立ちます。

■虫除けスプレー

レモングラス + ペパーミント

私は自分の虫除け(蚊対策)にこの組み合わせでスプレーを作り、この夏お世話になりました。
割合は(レモングラス)2:1(ミント)くらいにしてましたが、レモングラスだけでも全然大丈夫です。
蚊に限って言えばレモングラスよりユーカリレモンの方が効果が高いそうなので、いつか使ってみたいです。
ディフューザーなどで部屋全体に香らせておけば、蚊などが入ってくること自体を防げるでしょう。
生ゴミや流し台周辺に飛び交う小虫も、これを吹いておくと寄って来ません。
犬の身体に吹き付けてもOKです。
ダニ除けならゼラニウムで。

■消臭スプレーとして

ペパーミント + ティートリー

私の場合はこの組み合わせに、更にライムやレモンなどの爽やかな柑橘系を少し混ぜて、消臭スプレーとして使うのが気に入ってます。
トイレ掃除のあと、室内全体に軽く吹きかけたり、来客がある時は床全体にスプレーして拭き掃除をしたりしています。
犬達が、ミントを好まないことも多いので、基本的に犬達が過ごす部屋には使わないんですが。
以前オシッコ失敗されて、なんとなく臭いようなところにも、よく使います。

犬がいるので犬臭いのは当たり前なんですけどね、お客さんが入る部屋は特に、あまりにも「くさっっっ!!」てなるとやっぱりちょっとね。
ミントとティートリーの消臭効果は高く、特にミントは強烈に空気をスカッとさせてくれるので、気に入ってます。
化学香料で下手に甘い匂いがしたりすると、もともとの犬臭さとぶつかって、尚更室内が異臭に満たされるようなこともよくありますが、エッセンシャルオイルは植物から直接頂いてるエキスなので嫌みがありません。
ファ○リーズとかリ○ッシュみたいなものよりも、私にはこっちの方が向いています。

■呼吸器系の調子が悪い時に

ユーカリラディアータ
(またはユーカリグロブルス)
 +
ティートリー
(+ペパーミントやラベンダー)

これは人間でも、喘息、花粉症など、咳や鼻づまりでお悩みの方にお勧めのレシピ。
勿論個体差はある話ですが、お医者さんにかかって出してもらった薬では楽にならなかった方が、アロマの方が体質に合ったらしくあっと言う間に症状が軽くなった!という話もよく聞くものです。
ここでメインにするのはとにかくユーカリ。
ユーカリグロブルスの方がスカッと感は強いのですが、ラディアータの方がマイルドで作用が穏やかなため、犬や小さなお子さんに対しては、優しいラディアータの方が好まれているようです。

私も鼻が詰まっている時にユーカリグロブルスの瓶から直接匂いを嗅いだことがありますが、強烈な清涼感に、確かにすっきりしたものです。
なんとなく喉の調子が悪い、風邪っぽい、咳が出るけど病院に行くほどじゃないし…という家族がいる時に、少しでも楽になればと思って使わせてみたりもしています。
ユーカリは殺菌力が高く、冬場はユーカリをディフューザーで部屋に広げると、空気中の殺菌+加湿になって、風邪などの予防にかなり役立ってくれるそうです。
(私はそもそも滅多に風邪ひかないので試せないんですが。笑)

そこに、体力回復、免疫強化の働きを持つティートリーをブレンドすることで、体調を整えるのにますます強い味方になります。
ミントも清涼感が強いので、鼻づまりや喉のイライラには一役買ってくれるはず。
また、ラベンダーには鎮静作用があり、気管支炎など炎症を起こしている場合に鎮めるお手伝いをしてくれますから、鼻から取り入れる他に胸元に塗ってみるのもお勧め。
アロマを使いこなせば、風邪知らずになれるかも?(笑)



では、最後に、使用上の注意を簡単に。
最低でもこれだけは知っといて~という内容です。

■精油は原液のまま皮膚につけない

どの精油も、原則そのまま肌につけちゃダメです。
スプレー、化粧水、マッサージオイルなどにする場合、『肌につけて大丈夫なもの』(水、グリセリン、ホホバオイルなどなど)で適正濃度に薄めて使用します。
特にミントみたいな刺激の強いやつを直接肌につけたら飛び上がりますよ(笑)
特に敏感肌の方、犬は、刺激の強いオイルは避けたり、薄めに作ったりして使ってください。

■飲まない

原液でも薄めても飲んじゃダメです、美味しそうな匂いはしますが(笑)
犬が間違って舐めることのないよう、オイルの保管や、スプレーを吹きかける場所にはご注意を。

■柑橘系の『光毒性』に注意

柑橘系のオイルには『肌につけたらその後何時間かは直射日光に当たらないように』という注意点があります。
紫外線に反応して肌に異常を引き起こしちゃうみたいですね。
特にグレープフルーツやレモンのように、酸味が強そうな香りのものほど、光毒性も強いようです。
オレンジやマンダリンなど、マイルドなものは、光毒性も弱いまたはないと言われます。
柑橘系のオイルで、化粧水など肌に触れるものを作りたい方は、夜のみの使用にすると安心です。
芳香浴の場合は関係ないので、ディフューザーやコットンで楽しむ方は、朝でも昼でも安心してご使用ください。

ちなみに柑橘系は『リモネン』という成分が含まれており、これが皮膚を刺激することもあります。
これもレモンやグレープフルーツに豊富に含まれます。
敏感肌の場合は、肌に触れさせる使い方はしない方がいいかと思います。

■妊娠中の方がいる場合は注意

オイルの種類によって、なのですが、妊婦さんには使えないものがあります。
私が前回の記事で名前を挙げただけでも、

(妊娠初期の方、NG)
『オレンジスィート』
『カモミールローマン』
『ゼラニウム』

(妊娠中の方、NG)
『ペパーミント』
『レモングラス』

となっておりますが、これ以外にも沢山のオイルが引っかかってきます。
使ってみたいオイルは、先に下調べをして、妊婦さんNGのオイルなら、犬を別室に連れて行き使用するようにするといいでしょう。
使用後はそのお部屋の換気をしっかりするといいと思いますよ。

■猫も飼っているお宅の場合は注意

猫がいる場合も、妊婦さんの時と同様に、犬と猫を別室に隔離してアロマを使用し、その後しっかり換気をするといいでしょう。
猫にはアロマはやらない方が無難です。
アロマオイルは植物から抽出するものですが、植物に含まれるある成分の分解が、猫は苦手です。
一回の使用で死ぬとかそんな激しい症状はまぁ起きないでしょうが、長期に渡り体内に取り込み続ければ、中毒症状もあり得るので。
あ、勿論、精油を原液のまま舐めるとか、そういう事故があれば急に症状が出ることもあるでしょう。

■てんかん持ちの方、犬は注意

てんかんを既に持っている場合、使わない方がいいというので、私が聞いたことのあるオイルは『フェンネル』と『ミント』です。
(これを使い続けるとてんかんになる、というわけではありませんよ)
使い方の問題ではなく避けてください。

長くなりましたね~、こんなところでしょうか。
オイルのブレンドにルールはないので、皆さんもお好きなオイル、お好きな組み合わせを見つけてみてくださいな。
愛犬との生活に、楽しみが一つ増えますように^^
 
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犬にお勧めのアロマオイル

以前『犬とアロマ』の記事では、犬とアロマテラピーのよさげな関係、アロマってそもそもなんぞや、というお話をまとめてみました。
大事なところおさらいですが、アロマテラピーは『エッセンシャルオイル』という名称のものでお試しくださいね
「良い匂い」なだけでは、期待されるような効果がありません。
ラベンダーならラベンダーの、オレンジならオレンジの、匂いを構成する成分やバランスが大切です。
ラベンダーっぽい匂いでも、匂い成分のバランスが崩れていたら、ラベンダーがもたらしてくれるはずのリラックス、安眠効果は期待できません。

では今日は、犬にお勧めの精油(エッセンシャルオイル)、私が個人的に好んで使っているオイルをご紹介してみたいと思います。
私がご紹介するのは、比較的安価なオイルです。
メジャーで誰でも手を出しやすい、アロマの基本と言えるところ。
ものによっては一滴数千円の世界ですが、私が好んで買っているのは、量が多く取れて安価なものばかりです(笑)
ざっと見ていると、『お花』系のオイルは高いですね。
『果実』から取れるオイルは手が届きやすい価格です。
そりゃあ花びらから液体を抽出するんだからじゃんじゃん取れるわけはないですよね。
その中で、唯一、私が常備しているお花系のオイルがこちら。

■ラベンダー

ラベンダーはアロマの基本、王道と言えるオイルです。
心をリラックスさせ、深い眠りをもたらしてくれると言われています。
『THE☆お花』という感じの匂いがします(笑)
正直私は個人的には好きじゃない匂いなんですが、このオイルを真っ先に挙げる理由は、何と言っても犬にはラベンダーを好むコが多いと言われている事。
そして、私が普段しつけのご相談を頂いた時にベースにしている、「まずは精神的に安定させてあげる事」に通ずる精油だからです。

何もかもが楽しすぎての興奮状態や、ビクビクおどおどの緊張状態では、余計なところでついうっかり吠え声が出てしまう。
咬むほど怒らなくていいところで簡単にお口が出やすくなってしまう。
だから「吠えること」「咬むこと」そのものよりも先に、犬をリラックス状態にさせる事に重点を置き、気持ちを安定させてあげましょう。
吠える事、咬む事への直接的なアプローチはその後。
というしつけの方針と、とてもよく似た方向性を持つのがラベンダーです。

どんな犬でも、一番多くの時間を過ごすおうちの中では、はしゃいだり騒いだりもせず、まして自宅なのにリラックス出来ないなんて事もなく、心からゆったりと穏やかに過ごしてもらいたいものです。
自宅だというのに、毎日が遊園地やお祭り並みに楽しく騒がしくしていても、共に過ごす人間も落ち着かなければ、犬自身にも実は悪影響。
日々のベースは『リラックス』が一番ですから、このラベンダーの活躍シーンは多いわけです。
どんな犬だって、(あからさまにラベンダーの匂いを嫌がらなければ)おうちでこの精油を香らせてあげて、損はないと言ってもいいわけです。
一日の終わりに、ラベンダーを部屋に香らせながら、家族でゆっくりくつろいだり、犬にもちょこっとマッサージしてあげるなんて最高だと思います。

心と身体の緊張を解きほぐしてくれるラベンダー。
私が犬達に一番よく使うのもこれです。
初めてのペットホテル体験で不安そうなコなどいる時は、ホテルルームにラベンダーを香らせます。
効くコだと本当に効いて、爆睡してくれます。
ラベンダーを使わないと、夜中の内にハウス内でトイレをしてしまうコも、寝る前にラベンダーを使った日は朝までぐっすりなのか、ハウスの中を汚さないなんて事もあります。
ダントツ『夜にお勧めのオイル』と言えますね。

■オレンジスィート(スィートオレンジ)

続きまして、私個人が最も気に入っているオイル。
本当にそのまんまオレンジ!!という香りです、嫌いな人はほとんどいないんじゃないでしょうか。
オレンジスィートは比較的マルチなオイルという感じで、リラックスももたらしてくれれば、リフレッシュも期待できる、朝にも夜にも使ってよしの精油です。
気分を明るく、前向きにさせてくれる香り。

ラベンダーと同じように、安眠やリラックスのために使う事も出来るのですが、それよりお勧めなのは、臆病で内向的な犬を元気づけてあげるために使う事です。
オレンジスィートには、『気分を穏やかに高揚させてくれる』という作用があるのです。
なので、ビビリちゃんな犬の散歩に、首に巻いてあげるバンダナに精油をポトリ。
動物病院に行く時、初めての場所に行く時に、精油を一滴。
そんな風に使うのがお勧めです。

また、オレンジスィートをはじめ柑橘系の香り(グレープフルーツ、レモン、ライムなどなど)には、胃腸を健やかに、食欲を整えてくれるという作用があります。
私自身、胃が弱く、自覚がない程度のストレスでも先に胃が参って食欲が落ちたり、痛みが出てきたりする事がよくあります。
でも連日柑橘系のオイルを使っていると、胃が好調でつまみ食いが増え、財布の中身とかズボンのジッパーとかいろいろ心配事が出てきます(笑)
夏場は食欲が落ちる、という犬も多いのではないでしょうか。
柑橘系のオイルを使ってみると、改善が期待できるかも知れません。

ただし、動物には柑橘系の香りを嫌う個体も多いです
特にレモンなど『酸味が強い』ほど嫌う傾向が強いので、愛犬が嫌がった場合は、無理に使わないでください。
以前も書きましたが、嫌いな香りを無理に嗅ぎ続ける必要はありません。
それはアロマテラピーではなく苦行になってしまいます(笑)

例えば「リラックス作用はオレンジよりラベンダーの方が高いはずだから」と、好きでもないラベンダーの匂いを嗅ぎ続けるよりは、大好きなオレンジの香りを嗅ぐ方がよほどリラックス出来ます。
私はラベンダーを使うと爆睡するものの、ラベンダーの香り自体はあまり好きではありません。
なので、大好きなオレンジスィートに、ラベンダーのオイルを少し混ぜて使ったりします。
「これ良い匂い!」と強烈に思える時と言うのは、無自覚ながらも身体がその匂いを構成する成分を必要としている時だと言われています。
だから、自分自身にオイルを選ぶ時は、理屈抜きで「好き!」と思えるオイルを選ぶのが一番大事です。

■ペパーミント

歯磨き粉の香りです(笑)
これは正直、犬には嫌われる匂いですね。
瓶から直接嗅ぐなどすると、ほぼ間違いなく、犬はくしゃみをして逃げていきます。
直に嗅いだら人間でも「うっ」となることが多いんじゃなかな、強い香りです。
『少量ずつ使うこと』という注意書きもありますからね。

じゃあ何故ご紹介するかと言うと、ペパーミントには、ぐっとテンションが上がった犬を冷静にさせてくれるという働きがあるから。
そして、それより有名なのが、車酔いを紛らわしてくれる香りなんです。
愛犬の車酔いにお悩みの飼い主さんも、結構多いですよね。
動物病院まで行くのも一苦労、みたいな。

そんな時は、ミントのオイルを使って、愛犬の気分を変えてあげる事が出来るかも知れません。
愛犬が車に揺られ、気分が悪くなってきた頃に、車内にミントの香りを漂わせる。
するとちょっとスッキリして、またそこから何分か耐えられる、というような感じ。
個体差は勿論あるでしょうが、「今までの倍の時間耐えられるようになった!」という体験談も多く目にします。
勿論人間でも車酔いする方は試してみていいでしょうね。

また、体感温度を下げる、つまり実際の気温より涼しいように感じさせてくれるという働きもあるんですよ。
最も効果が出る人だと4℃もの差が出たという実験結果があるようです。
夏にはぴったりですね。

あとまぁ犬とは直接は関係ないですが、犬と暮らしていると、動物臭さや排泄物のニオイに悩まれる方も多いのではないでしょうか?
そんな時もミントの香りが役に立ちます。
消臭効果を持ち、清潔感がある香りなので、ミントのオイルで消臭スプレーを作ってシュッとすると、かなり空気が変わりますよ。
抗菌作用もあるって書いてあったかな~。
私も、人間のトイレに使ったり、以前犬がトイレに失敗してなんとな~くオシッコ臭さが残っているような場所に使ったりしています。
ただまぁ繰り返しになりますが、犬にとってミントは強すぎる事が多いようで、くしゃみをしたり逃げたりするので、犬達が基本的に過ごしている部屋には使わないようにしていますけどね。

■ティートリー(ティートゥリー、ティーツリー)

これもまた独特な香りで、単独で嗅ぐと「良い匂い」と感じる方はほとんどいないのでは?と思います。
草!って言うか、葉っぱ!って言うか…とにかく花や果実のような甘さはない香りです。
でも、免疫回復、体力回復、そして内面的にはショックを受けた心の回復を助けてくれるというオイル。
心身を整えるのに、強い味方になってくれそうなオイルなんですよね。

先程ご紹介したオレンジスィートと相性がいい香りと言われるので、私は、内向的でおどおどしやすく、些細な事でもショックを受けやすいような犬に、オレンジとティートリーのブレンドがお勧めかなと思います。
オレンジとは確かに相性が良く、混ぜてしまえば、ティートリーはあまり自己主張せず、オレンジの引き立て役になってくれます。

また、ミントと同じく消臭効果が優れたオイルだそうなので、お掃除にも一役買ってくれますよ。
私の場合は、このティートリーをベースにミントを少し混ぜ、更にレモンやライムなどの爽やかな柑橘系のオイルをちょっと入れて、消臭スプレーにしています。
おもしろい事に、保護犬のレオは、オイルを直接嗅ぐと嫌がるくせに、ブレンドして水などで薄めた消臭スプレーに対しては、シュッとした場所にスリスリゴロゴロするんですよ(^^;)



私が個人的に犬によく使うオイルはこんなところです。
せっかくなので、他に、犬にお勧めというのでよく聞くものをちらっとご紹介。

■カモミールローマン(ローマンカモミール)

安眠のための精油と呼ばれ、ラベンダーやオレンジスィートでは対処できない、複雑なストレスを癒やしてくれるそうです。
単独で嗅ぐと「ん?」と感じる人が多いようで、他とブレンドして使うケースが多いと聞きます。
高価なので私自身は買ってみた事がありませんが、りんごっぽい匂いと言われています。

■マンダリン

恐れ、ストレス、不安を鎮める精油。
柑橘の仲間で、マイルドな感じ。
私の場合は、悪くはないと思うけれど、これを嗅ぐくらいならやっぱりオレンジスィートに走ってしまいます(笑)

■ユーカリレモン(レモンユーカリ)

虫除け、特に蚊よけに適したオイルだそうです。
これで犬に虫除けスプレーを作ってあげる方も多いみたいです。
他に虫除け効果のあるオイルはいろいろありますが、蚊ならユーカリレモンが一番と聞きます。
私は自分の虫除けに、レモングラス(+ちょっぴりミント)という種類を使った事があるんですが、使う時と使わない時では、刺され方にやっぱり差がありますよ~。
あと虫除けで聞く名前と言えば、シトロネラでしょうか。
いずれもレモンに似た草!というような香りがするそうです。

■ゼラニウム

こちらはダニ除けに適したオイルだそうです。
飼い主さんのアンチエイジングに、化粧水などにも(笑)だそうです。
お花系の香りなのかな。



アロマオイル自体はもっともっと沢山の種類がありますし、犬にお勧めというオイルも諸説あることでしょう。
興味を持っていただけた方は、是非ご自分でも調べてみてください。
ここでは『私自身が使ってみたもの』そしてその上で『これはイイ!と感じたもの』をご紹介しました。
私がお勧めしても、好き嫌いも千差万別でしょうし、体質や体調に合う合わないもあるでしょう。
同じオイルでも、使い方やブレンドによって感じ方が違うこともあると思います。
お気に入りを見つけることが出来ると、日々の楽しみが一つ増えますよ~。
次回は、具体的にどうやってオイルを使うのか?スプレーとかってどうやって作るのか?を一応書いてみたいと思いますので、興味のある方はお楽しみに~。
 

犬とアロマ

さて、以前ちらりと書きましたが、今日はアロマテラピーについてちょっと書いてみたいと思います。
まあ、私も、きちんとアロマを勉強したわけではないので、ほんのさわりしか書けないですが。
私自身が試してみて、犬との生活、犬自身にとってプラスになるな、と思ったから、最近積極的にアロマを取り入れています。
ペットホテルの部屋に、リラックス作用のあるエッセンシャルオイルを香らせたり、お客さんの犬達にも、そのコに合っていそうなスプレーを作って試してもらったり。
決定的に「積極的に取り入れていこう」と思ったきっかけは、りりちゃんでした。
ラベンダーのオイルを使うと、まさに爆睡!!するんです。

りりちゃんがいる部屋にラベンダーのオイルを香らせると、私が部屋を出入りしても気付かないくらい深く眠っていることが多いです。
普段はさすがに戸が開く音などには反応して、顔を上げたり、立ち上がったりするんですが、「え、まさか息してない!?」と一瞬ドキッとするくらい爆睡(りりちゃんは高齢犬なのでドキッとします)。
また、りりちゃんは慢性腎不全を抱えており、とても沢山水を飲みます。
だからトイレの回数も多くて、外に連れ出した時だけでなく、室内でもトイレシートに何度もオシッコをします。
夜中も多いと四回はしているようで、何枚もシートを敷いておかないと朝まで保たないんですが、ラベンダーを香らせた時はなんと、朝まで一回もオシッコをせずに爆睡しているようなのです。
全く汚れていないシートを見た時、すっかり感心してしまいました。
こりゃあ犬のストレスケアには一役買ってくれそうだぞ、と思ったわけです。

確かに私自身も、ラベンダーを使った時は、いつもより深く眠れているのを感じます。
ラベンダーはリラックス、安眠で有名なオイル。
ラベンダーを使うと夜中に目が覚める事がなく、「お休み~」と目を閉じた、次の瞬間に「あっ、朝だ」という錯覚を起こすくらい、撃沈しているようです、私。
目覚めもすっきりでしたしね。

時にこんな風に劇的と言えるほどの作用をもたらすアロマテラピーですが、皆さん、そもそもアロマってどういうものかご存じですか?
『良い匂い、好きな匂いを嗅いでリラックスするもの』くらいに思っていませんか?
いや、私もそう思っていたんです、最初は。
でも本当はもうちょっと深いものなんです。

例えば皆さん、イチゴを想像してください。
ビタミンCなど栄養たっぷりのイチゴ。
多分。よくわかんないけど。ビタミンCしか知らないけど。
イチゴを直接食べれば、その栄養素が摂取できて、身体に良い影響がありますね。

では、『イチゴ味のお菓子』ではどうでしょうか。
イチゴの風味をうまく再現し、イチゴ好きさんには堪らない一品だとしても、イチゴそのものを食べた時と同じ栄養素を摂取することが出来るでしょうか。
出来ませんよね。
あくまで香りや味、風味がイチゴに似せてあるだけで、『本物』ではないわけです。

では、『本物のイチゴをすり潰して作ったジャム』ではどうでしょうか?
イチゴを直接食べるのに比べれば、壊れて減ってしまう栄養素があったり、砂糖など余計なものを入れたりもするでしょうから、もともとイチゴが持っている栄養バランスは少し崩れるかも知れません。
でも『イチゴの風味だけ真似したお菓子』に比べれば、ジャムの方が遙かにイチゴに近く、イチゴの栄養素を摂取できますよね。

アロマオイルというものに対しても、そんなイメージを持ってください。
アロマテラピーはまず、『エッセンシャルオイル』という名称の“本物”を使わなければ、期待されるような効果を得る事は出来ません。
アロマがもたらすのは単なる『好きな香りでリラックス』という話ではないんです。

ラベンダー、オレンジ、ミントなどなど、アロマオイルは沢山の種類が存在しますが、みんなその『香り』を構成する『成分』が、鼻から、マッサージなどに使えば肌から体内に入り、電気信号として脳に伝達し、効果を発揮するものです。
つまり本物の『香り成分』が入っていなかったら、いくら「ラベンダーっぽい香り」でも、ラベンダーのエッセンシャルオイルがもたらしてくれるはずの効果は出ないんです。
香り成分のバランスが本物と違ったり、入っているべき成分が入っていなかったりすると、アロマテラピーにならないんですね。
イチゴの栄養素の話と同じです。

人工香料で構成された「ラベンダーっぽい香り」の香水やコスメでは、『イチゴ味のお菓子』と同じで、ラベンダー本来の力(リラックス、安眠作用)は発揮されません。
『イチゴそのもの』に該当する、本物のエッセンシャルオイルを使うか、『イチゴから作ったジャム』に該当する、本物のエッセンシャルオイルから作ったコスメなどでなければならないんです。
なのでこの記事をご覧になってアロマに興味を持ち、トライしてみようという方は、『本物』でないアロマっぽい用品を買ってしまわないように気を付けてくださいね。
必ず『エッセンシャルオイル』という名称のものを買ってください。
高いけどね!!!(笑)

そういうわけで、まずは「アロマって科学的に根拠のあるものなんだな」とはわかって頂けましたでしょうか?
勿論医療の分野ではないし、お薬のように「必ずこういう作用がある!」というものでもありませんから、効く効かないは個体差がありますよ。
でも漠然と癒やしというだけのイメージを持っているよりは、具体的に理解して頂けたかと思います。
癒やし以外にどのような効果があるかは、オイルによって様々です。
後ほど、私が好んで使ったり、犬に良さそうと感じたお勧めのオイルを、いくつかご紹介したいと思います。

あ、その前に!
「犬は鼻が良いのに、アロマなんて大丈夫なの!?臭いんじゃないの?」という疑問を持たれる方は絶対多いですよね。
それに関してご説明しておきたいと思います。
犬は確かに鼻がいいです。
犬種によりますが人間の何万倍とか何百万倍と言われます。
ですが、常に人間の何万倍の強さで全ての匂いを感じ取っているわけではありません。
人間よりもはるかに、微かな匂いを嗅ぎ分ける能力に長けているということです。

皆さん自身も、経験がありませんか?
鼻って、すぐに慣れて、ずっと同じ匂いにさらされていると感じなくなるという経験。
嗅覚細胞は最も疲れやすい細胞と言われています。
そして、勝手に情報が飛び込んでくる耳と違って、意識して使おうと思わないと些細な匂いには気付けない、そんなことも多いでしょう?

犬もその辺同じです、犬自身が「使おう」と思わなければ、せっかくの優れた嗅覚もその真価を発揮できない器官なのです。
だから「散歩には毎日出ましょう!」と言うんです。
犬に「鼻を使おう」と思わせるためには、「今更熱心に情報収集する必要なんてね~し」という存在になっている、慣れた室内にばかり閉じ込めていてはダメだからです。
実際、犬の足下に食べ物が落ちていても、全然気付いてないなんて光景もよく見かけます。
でも犬が熱心に匂いを嗅ぎ始めたら「よくそんなもん見つけるな~」というものまでめざとく見つけちゃいます。
どんなに隠しても匂いでばれる!(笑)
本人が嗅ぐ気満々か、嗅ぐ気がないかで、全然違うものですよ。

そういうわけで、犬が常々「あれもクセー」「これもクセー」と思いながら生活しているわけではありませんので、『匂いものは犬との生活に絶対NG』というわけではないという事、ご理解頂けましたでしょうか。
オレンジのオイルで犬が「くせー!!」と思うとしたら、犬の前でオレンジを食べる事はできない、ということになってしまいます。
オレンジの皮を絞って瓶に詰めたようなものですからね、エッセンシャルオイルは。
人工香料の香水とまでいくと、確かに犬の鼻にはキツイかも知れません。
エッセンシャルオイルは自然からもたらされたものなので、花や果物の匂いを嗅ぐのと同じようなことです。

勿論、人間もそうですが、犬にも香りの好みがあって、「好きなオイルは舐めようとする」とか「嫌いだと逃げる、くしゃみをする」など、態度に出してくることはあります。
私はラベンダーを使うと爆睡すると先程書きましたが、実はラベンダーの匂い、そんなに好きじゃありません。
オレンジの方が好きなので、オレンジにラベンダーをほんの少し混ぜて使ったりしています。
「安眠効果はラベンダーが高いはずだから」と、好きでもない香りを無理に嗅ぐことはありませんよ。
犬も同じなので、好きそうか嫌いそうか、試してみてください。
猫の顔に向かってみかんの皮を絞ると逃げていくってよく言うでしょ、嫌いだとあんな感じです。

とは言っても、うちの犬を見ていると、幸一はどんなオイルを近付けても舐めようとするし、ちゃちゃは嗅ぎもしないうちから瓶を見ただけで「嫌な予感」って逃げていくし(笑)保護犬のレオもダイレクトに瓶から嗅がせると盛大なくしゃみを出すことが多く、「これは好き」「これは嫌い」をはっきり知るのはなかなか難しいです。
お部屋にほんのり香らせてみて、犬の様子を見るのが一番いいかと思います。
ビミョーな表情をして落ち着かなくなるようなら嫌なんでしょうし、気にしていないとか、気持ちよさそうな顔をするなら、少なくとも嫌いではないはず。
ちゃちゃが大嫌いなのはミントの香りで、それを使っていると、絶対に部屋に入って来ませんからね。

中には『犬に使ってはいけないオイル』というものもありますが、「使ってはいけないオイルの名前の方を覚える必要もないくらい、マイナーなオイル」です。
私がお勧めするような有名どころ、誰でも聞いた事があるようなオイルを選んでいれば、まずその『犬NGオイル』にぶつかる事はありません。

というわけで、アロマテラピー、犬とアロマの関係、基本を押さえて頂けましたか?
続けて私のお勧めのオイルを書き連ねちゃおうと思っていたんですが、またえらい長さの記事になりそうなので、今日は一旦ここでやめます。
どんなオイルがいいのか、どうやって使うのか、使う時の注意事項など、また後日書きたいと思います。
興味を持って頂けた方は、お楽しみに。
 

犬の防寒具

すっかり寒いですね~。
土田は、埼玉県の動物専門学校を卒業しましたので、関東に友人がちらほらおりまして…
友人のブログを見ていると、冬でも天気のいい日が多くて、ドッグランに行ったり、イベントに出かけたりと、むしろ夏より遊びやすいよ!というくらいの感じで、いつも羨ましく思っております。

向こうの友人からすれば、雪、羨ましいのかも知れませんが。
街中なんて実際、中途半端に積もって道がぐちゃぐちゃだったり。
歩きにくくて、散歩に出ても、人が犬について行けなくて犬もいつものペースで歩けず、散歩の質が落ちてしまったり。
道がつるつるに凍っていて、危なかったり。
吹雪!なんていう日には、外に出ても犬も辛かったり。
ちゃちゃなどはもう、子供の無邪気さがないので(笑)「寒い!」「雪冷たいから歩きたくない!」というここ最近です。

そんな、北国の厳しい冬で、少しでも犬を快適に過ごさせるために。
土田は犬にも防寒具が必要と考えます。

基本的に私は、犬を『着せ替え人形』にするのは嫌いです。
無闇に洋服を着せる事は、犬自身にとってはストレスにしかならないはずだと思うからです。
犬に「可愛い服を着たい」「オシャレしてお出かけしたい」という気持ちがあるとは到底思えませんし、下手に服を着せて湿気がこもったりすれば、皮膚に悪影響が出る事だってあります。
ドッグカフェやお友達のおうちに行く時、抜け毛対策に服を着せるという事もあるかと思いますが、本当は抜け毛も含めて犬がそのまま受け入れてもらえる社会になるのが理想的だなぁなんて思います。

というわけで私は、基本的に犬に服は着せませんし、たまに着せて写真なんか撮ってもすぐに脱がせます。
服を着たことがない犬に着せる場合は、短い時間から練習します。
雨の時も、本当は、レインコートなんか着せないで散歩に行ってやった方がいいだろうな、と思ってます。
当然犬自身は汚れますし、その身体で部屋に入れるなんて人間は嫌でしょうが、そこも犬を飼うに当たって必要な覚悟の一つではないかと思うんですよね。
犬という生き物にとっては、服を着る事の方が不自然なわけですから、本来の姿で散歩させてやって、タオルで粗方水分だけ拭いてやったら多少の汚れはガマンするべきだと思うんですよ。

と言う私が、何故に防寒具は勧めるかと言いますと。
犬種にもよりますが、やっぱりさすがに、しんしんと雪が降るような日には、犬だって寒いんだろうなと、一緒に暮らしていて感じるわけです。
寒ければ、せっかく散歩に出ても、「寒い」というストレスを感じ続けながら散歩するわけで、結局「最高に楽しくはない」わけですよね。
それに、体温を奪われることは、当然身体にとっても負担です。
子犬、老犬、寒さに弱い犬種…無理をさせれば体調も崩します。
慢性的にそんな状態に晒されていれば、正直長生きもできないでしょう。
ちゃちゃのように「寒いからお外に行きたくない!」となる犬も、実際にいます。

幸一のように、本来ちょっとやそっとの寒さなんてへっちゃらなはずの犬でも、暖房機は大好きです(笑)
ファンヒーターをつければすさかず寄って来ますし、ホットカーペットをつければ、気持ちよさそうに寝そべっています。
「寒くたって平気」なだけで、「寒いと感じるのが好き」なわけではないんですよね。

心身に感じるストレスを少しでも軽減するために、服を着る事に慣らしてあげて、防寒着で寒さから守ってあげる。
これは北国の犬にはむしろ必要な事ではないかと思えます。

それに、雪道を散歩したり、雪遊びをしたりする時ならではのストレスが、もう一つ。
これも犬種差のある話なんですが、細く柔らかい毛質の犬の飼い主さん、経験された事があるかと思います。
後始末が非常に大変な、雪玉がたっくさん出来るんですよね~。

スノーボール

足は勿論、犬が小さいほど、お腹や胸にも、びっしりとこんなふうに雪がついてしまいます。
これ、意外と強烈な圧雪になっていて、ちょっとやそっとじゃ取れないんですよね。
手で砕こうにも簡単じゃないし、お湯で溶かそうとシャワーをかけてみた事もありますが、なかなか簡単には溶けてくれない。
かと言って、じゃあ自然に溶けるまで放っておこうかと思っても、沢山ついていると犬自身も気にして、一生懸命口で取ろうとし続ける場合もあります。
ちゃちゃも、保護犬のレオもそういうタイプです。
放っておいても、取ってやろうと悪戦苦闘しても、犬自身にはストレス。
だから、スノーボールが付かないように、防具として服を着せてあげる方が、犬が感じるストレスは少なそうだという感じです。

そんなわけで、私がお勧めしたいのがアルファアイコンさんというお店です。

たまたまネットを見ていて見付けたんですが、「なんて真面目な犬服作りをしているお店なんだろう」と思わされました。
こちらのショップの商品は、見た目重視、可愛さ探求ではありません。
あくまで実用性、機能性に重点を置いた、“使える”犬服です。
最初はお値段に目が飛び出るかと思いましたが、値段の価値はあります!

土田が購入してみた商品はこちら↓

あんちゃんとちゃちゃ

遠くて申し訳ないですが、ちゃちゃが着ている黄色いボディスーツみたいなもの。
これは雪遊び時のスノーボール対策にと思って買ったものです。
『フルドッグガード』という商品名だったと思います。

それ以上に重宝しているのが、こちらのアウター↓

ちゃちゃべべ
ちゃちゃべべバックスタイル

『イージードッグウォーマー』だったかな?
相当なお値段でしたが、本当にいい商品です。
一生モノです。

薄くて軽い、なのに本当にあったかい。
「考えたな~」っていう着せやすさ。
犬の体型に合わせて、結構な融通が利く設計。
勿論丸い洗いできて、手入れも簡単。
このアウターは幸一にも買ってあります。
(持病のため寒がりやすくなっておりますので…)

ああ、そう言えばアルファアイコンさんに行き着いたきっかけは、幸一のための防寒具を探していた事だった気がします。
シェパードが着られるようなサイズの服というだけでなかなか存在しないし、見付けても、見た目ばかりで使いにくそう。
洗えない素材だったり、お腹側にマジックテープやボタンがあって「なんで汚れやすい方に?」っていう感じだったり、防寒のために着せたいのにとても温かそうには見えない服だったり…。
犬が快適に着られるか、飼い主が使いやすいかを考えているとは、とても思えない品物ばかりでした。

アルファアイコンさんから購入したアウターは、頭を通すだけで、足を一切上げさせずに着せられたので、大型犬のこうちゃんにぴったりでした。
軽くて動きやすいので幸一も気にせず着ているし、手を突っ込んでみると本当に温かく、これなら新潟の冬も乗り切れる!という感じ。

正直私より犬達の方がいいアウター着ている我が家です(笑)

ちなみに、保護犬のレオ君に着せてみた防寒着。
これはどこかから買ったものではなく、私のチープな手作り品なんですが…

レオポンチョ

うちにあった犬用ブランケットに、ボタンやヒモを縫いつけたポンチョ。
本当はちゃちゃにと作ったものだったんですが、レオ君にジャストフィット(笑)
初めて着せた時は戸惑って、若干咬んで引っ張ったりもしていましたが、着せたり脱がしたりを何度かしたらすぐに慣れ、喜んで着るようになりました。

人、犬共に散歩も辛い、北国の冬ですが、少しでもお互い快適に過ごせるように。
皆さんも、ご自分と愛犬に『本当に必要なアイテム』見付けてみてください☆
 

ちゃちゃの涙やけ

シーズーやマルチーズ、チワワなどの犬種でよく起こる、涙やけという現象があります。
目からの分泌物で、目元の毛に色が付いてしまう事です。
あ~うちもなってるなってる!という方、いらっしゃるのではないでしょうか。
こんな感じ↓

涙やけ横

頬に当たる部分が赤茶色になってますよね?
本来は白いはずのところなんですよ。
ちゃちゃは生後八…九ヶ月?くらいからかな~、ちょっと目立ってきました。
ちなみに洗っても落ちません。

まぁ命に関わる病気とかそういう事ではないので、別に気にならなければ放っておいてもいいんですが、ちゃちゃはちょっと範囲が広すぎるな~と思ったので“ホウ酸水”を作って毎日拭いてみました。
そしたら、わずか一ヶ月で↓

キレイになった茶々丸

思ったより短期で結果が出ました☆
ホウ酸水すげぇ♪

ところで、12/3に新潟テルサで開催される『行動分析学セミナー』ですが、要予約で、今月末で締め切りとなります。
興味のある方がいらっしゃいましたらご連絡ください。
トレーナーさん、トリマーさんから、一般の飼い主さんまで参加できる、犬のしつけに役立つセミナーです。
しつけでお悩みの方、参考にされてみてはいかがでしょうか?