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幸一とちゃちゃの2018年まとめ、そして…

ブログ上、大変にお久しぶりでございます。
年々「お久しぶり」の期間が長くなります。
相変わらずの土田です。

真冬くらいはもうちょっとブログが書けるのではと思っておりましたが、いやはや、今年は甘かった。
年々頂く仕事が増えているということもありますが、今年は極めて雪が少なかったせいか、冬と言っても全くと言っていいほどヒマにはならず。
ありがたいことなのですが、ほんとに、真剣に、ブログを書く時間なんて二の次!三の次!状態でした。

そんな中、どうして急に現れたかと言いますと。
いや、やはり、今日は特別な日ですのでね、手短でも書いておこうかと…

我が家の長老、本日(3/15)をもちまして、無事14歳となりました。

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いや~、正直、ブログを長くサボると「まさかこうちゃんに何か…!」という説が浮上して皆様にご心配をおかけする事になるというのも気がかりでして(笑)
年々そういう話がリアルになってくるわけですからね、今年こそついに逝ったかと思われても何の不思議もないわけなのですが、なんと今年もまだ粘り(笑)14歳記念日と相成りました。
ちょっともう、なんか、いよいよ笑えてくると言いますか。
ほんとにちょっとすごいトシだな、シェパードの14歳って…って感じで。
ちょっとレアな年齢になってきました。

しかもまだ、自分で歩く14歳。
散歩は流石にもうこのスタイルですが↓

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日常生活(トイレに行ったり、車に乗ったり…)は、全部自分の足でこなしています。
食欲もまだまだ健在、むしろ体が思うように動かず楽しみが減った分、食べる事が何よりも楽しみな状態で。
未開封のおやつにも食いつきます。

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(13歳の誕生日にもらったおやつとの記念撮影)

一年近くブログを書かなかったので。
「勉強になるブログ」をお待ちの方もいらっしゃるかとは思うのですが、今日は、我が家の近況報告を兼ねて2018年の総括を、数多くはないと思われる、幸一ファン・茶々丸ファンの皆様にお届けします。

2018年、13歳となってからも、幸一は二度東京へ遊びに行きました。
五月下旬、二子玉川にて。

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あら、いいお顔。

公園内のスタバでブランチ。
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一緒に写っている若者はたまたまこの日に一歳の誕生日を迎えた、友人の愛犬、リヒト君。
たびたびこのブログにも登場してもらった、東京の友人の愛犬です。
東京の友人と言えば愛シェパAshがもはや私の周りでも有名犬ですが、Ashは12歳の夏に旅立ち、その後にやって来たのがリヒト。
13歳と1歳の対比、なかなかすごい。

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幸一の年齢的に「これが最後かも」と思いながらの東京旅。
でも2018年は、足腰はそれなりに弱っていくものの、まだまだ気力を失わない幸一に、11月下旬にも実行しました。
しかもこの時は珍しくちゃちゃも同行。

土田家の車に微塵のためらいも見せず乗り込み、「しゅっぱーつ!」っていう台詞が聞こえてきそうなリヒト。
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馴れ馴れしいおこちゃまに、ため息が隠せないおじいちゃん。
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リヒトの飼い主である彼女は、動物の写真を撮るのはなかなかの腕前です。
いい写真いっぱい撮ってくれる。
(シェパード限定で。シーズーは対象外です。)
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代々木公園にて、ゆっくりとしたひとときを過ごすことが出来ました。
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幸一もちゃちゃも沢山の方に可愛がって頂き、2018年は一際いろいろと美味しいものを頂く機会も多くて。
「いつもおやつを持って来てくれる」とわかっているお客さんの訪問なんかは、ほんとに心待ちにしていると思います( ̄▽ ̄;)

ドーナツ、ご馳走様です。
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クリスマスケーキ、ご馳走様です。
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だから必死すぎて目が恐いよ、毎度毎度。

そして2019年、幸一は、14歳の誕生日を迎えることが出来ました。
顔つきはまだまだしっかりしていますし、体は簡単に動かないながらもまだまだ“お仕事”をする気持ちもあります。
年齢だけで考えるともう、遠出とか、長時間のお出かけは、当然控えなければならないと思うのですが、やはり気持ちはまだ萎えていないところを見ると、あまり過保護にして家に閉じ込めておいてもつまらないんじゃないかな~と、今年も東京とか、行ってみる?と迷うところです。
まだしばらくは、Wan only SMILEにお越しくださる皆様を、よちよちと出迎える日々を続けられそうです。

ちゃちゃも8歳になりまして、相変わらず『根性ひん曲がったぶすなのにみんなから愛されてしまうお得キャラ』で通っております。

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(なんかもう…いろいろ…ひどすぎて、どうしよう……)

幸一とちゃちゃの関係、私との関係、環境の変化、年齢的な変化、いろんな事があって、少しずつ私の気持ちとか考えが変化していっている部分もあって。
幸一にとってのベスト、ちゃちゃにとってのベストが、数年前とは全く同じではなくなっていたりもして。
ブログを書けずにいる間にもいろんな事が起き、勉強になる事が数々起こり、私の考えもぐらついたり余計に強固になったり、相反する二つの感情が常に同居している部分もあったり。
日々、犬達に教えられ、考えさせられる生活です。
なんかとても苦しんでいる風な文章になってますが別に病んでいません(笑)
近年は病むことはあまりなくなりました、仕事が大変と言うと単純に肉体の疲労で、数年前立て続けに精神がやられて不眠症とかになっていた時期のような摩耗はしなくなりました。

それでもいついかなる時も私が真っ先に大切にしなければならないのは幸一とちゃちゃであり、幸一とちゃちゃの幸せの質を落とさない事が何よりも重要であり、それは結局私の心身を大切にすることにも繋がります。
老い先はどんどん短くなっていく幸一だからこそ、過ぎる一日一日が重く、無駄には出来ないもので、これから先はますます幸一との日々を大事に共有していかなければならない。
本当はそれは、若い犬だろうと「みんな限りある命を一日一日と削っていってる」のは同じで、一日も無駄にしてはいけないのは同じなんだけれども。
やっぱり「ちゃちゃは今日を棒に振っても明日、明後日で取り返せるから」って言いやすいけど、幸一のように「明日が、明後日が、必ず来るとは限らない」とひしひしと思わされる年齢になると、人間は一際気合いが入るもので。

幸一との日々を、大切に。
幸一に残された日々の、なるべく全部を、幸一が「幸せだった」「いい一日だった」と思えるように。
それが私の2019年の最優先事項であり、毎年、「それが一番難しいwww」という課題でもありますが。
おじいちゃんがまだ私にお付き合いくださるようなので、私も、今年もなるべく一番大切なことを見失わないように、おじいちゃんと共に頑張りたいと思います。

こうちゃん、お誕生日おめでとう。
14年近くお母さんの傍に居続けてくれて、ありがとう。
ともするとお母さん自身よりもお母さんのことよく見てて、先にいろいろと気付く幸一。
お母さんはこうちゃんに対して、苦労をかけている、気疲れさせてるだろうなと思う事ばっかりだけど、そんなお母さんの傍に、「もう嫌だー」ってならずに居続けてくれて、ほんとにもう、お前は世界一器がでっかくて気が利いて優しくて懐が深くてイケメンだ。

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14歳の一年間も、どうぞよろしくね。
 
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愛犬とゆっくりお正月を…

明けましておめでとうございます。
2018年、皆様と愛犬にとって幸多き年となりますように。

2017年、私にとっては、一際『何をするでもないけど犬と一緒に居てやる時間』の重要さを思い知らされた年でした。
大きく分けると二つの出来事があって、まず一つ目は、5月に私の祖母が二週間ほど入院したこと。
もう一つは、7月後半から11月の終わりまで、私の仕事が忙しいのが続いたこと。

5月に祖母が入院した時というのは、私はまだ実家暮らしで、幸一もちゃちゃも一緒に実家で暮らしていました。
我が家は、祖母、父、私と幸一、茶々丸という家族構成で、家のことはほぼ全部祖母がやってきました。
ごはん作りや買い物、掃除、父の分の洗濯、町内とのお付き合い、ゴミ出しなどなど。
祖母が入院したことで、それが一気に全部私の役目になりました。
その日々を通して、改めて、『犬を飼う』のではなくて『犬を幸福に暮らさせてやる』事のハードルの高さと、他のこととの両立の困難さを痛感しました。

急に慣れない家事を請け負うことになったため、そのつもりで仕事はゆるめに入れて、半日仕事、半日家事…というような感じでした。
我が家を支えるのは何と言ってもまず父の収入なので、父がいつも通り生活できるよう、私は自分の仕事と趣味などの時間をセーブしてでも、父に不便をさせてはいけないと思い、自営の利点を生かしてハードになりすぎないようスケジュールを調整していました。

それでも、主婦業というのは、きちんとやろうとするほど、結構大変だし時間を取られるもので。
家に居てもバタバタと動き回っている私に、犬達は、とても不服そうでした。
特にちゃちゃ。
いつもと同じ時間に、いつもと同じ場所で寝ているんだけれど、寝姿がとっても淋しそうなのです。

私が傍にいてのんびりパソコンを見ていようが。
台所でごはんを作っていようが。
同じように寝ている犬達。
なのに、『ママが傍に居てくれる』お昼寝なのか、『放っておかれてる』お昼寝なのかで、全然幸せ度が違う。
私が一緒に居てやれない時のちゃちゃは正にふて寝でした。
淋しいって言いに来ないから、いつもと同じように寝てるから、放っておいても大丈夫…なんてもんじゃない。

散歩はいつも通り行っていたし、一見、犬達のルーティンは何も変わっていませんでした。
ルーティンが変わってあたふたしていたのは私だけに見えました。
だけどいつもと変わらず過ごしているように見える犬達の胸の内は、全くいつもと同じではなかった。
この時は、祖母が二週間で退院し、更に二週間後には全快して、元通りの日常が戻った、一ヶ月程度でまた私が犬達と過ごせる時間が戻ったから、「淋しそう」で済んだだけ。

この一ヶ月程度の間に、私はつくづくと思いました。
犬を幸せに暮らさせてやろうと思ったら、専業主婦でも一人の力ではキツイ。
家事をちゃんとやろうとすると、犬と一緒にゆったりしていてやれる時間って、そんなにまとめて確保できない。
ゴミ出し、洗濯機回して掃除、洗濯終わる、干しに行く、あるいは取り込んできてたたむ…って、家の中うろうろうろうろする間に、一時間や二時間なんてあっと言う間に経ちます。
子育て世代ならその合間に赤ちゃん泣く、ミルクやおむつ替え。

そんな事してる間にもうお昼ごはんを作る時間。
食べたら当然、後片付け。
食事に関する事で前後二時間近くは簡単にかかっちゃう。
買い物も含めると、食べる事に関しては本当に、日々時間を取られます。
それが一日二回、三回は当たり前。
こりゃ『時短』なんて言葉が生まれるわけだわ。

夕方はまた風呂掃除してごはん作って~っていうだけでも、18時前くらいから動き始めて、後片付けが終わるまで20時過ぎくらいまでが当たり前に過ぎていきます。
こうして書き出してみると、人間の生活って、本当に忙しない。
こんな忙しない日々を多くの人が結構当たり前に過ごしているって、実はすごいと思う。
みんな疲れちゃうよね。
なんか違う…なんか虚しい…って漠然とストレスを感じながら生きるのも、無理ないと思う。

そんな忙しない日々の中、犬を飼って、散歩をはじめとした必要最低限の事柄をこなしてやるだけでも、わざわざ更に大変な生活になるのに。
最低限でなく、より質の高い日々を、上質な幸福を…って考えると、普通の日本人のライフスタイルじゃ無理!!っていう結論に至ります。
日本はまず犬を飼うには労働時間が長すぎる。
専業主婦でもこれだけ『ただ傍に居てやる』って意外と出来ないのに、働いたらもう、尚更ムリ。
長く留守番させられて、やっと帰って来た飼い主は、今度は家の中であれこれドタバタ動き回って…
そんな日々では犬が満たされるはずがない。

子供だって、ごはんさえ食べさせれば成長するわけではない(体は成長するだろうけど)
「今日は学校でどんなことがあったの?」っていう会話が、食事中にあってこそ、心も健全に成長していくはず。
どんなに美味しくて栄養配分も完璧なごはんがテーブルに出ていても、「じゃあ食べておいてね、お母さんは洗濯物片付けてくるから」では、ダメなのと同じです。

私が最近(半分冗談でですが)よく言うのは、「私は人生設計を大きくやり直して、犬達のために今から玉の輿を狙う」です(笑)
自分は働かず(あるいは半分道楽で好きなことをして)旦那の稼ぎで生活が出来て、でも主婦業に追われる必要もなく、お手伝いさんの一人や二人居て、自分は犬のことを常に最優先に考えていられる生活。
それくらい余裕たっぷりの身分でないと、愛犬の揺るぎない幸せを確保してあげるのは難しい。というのは、真剣に思うところです。

現に下半期は、前回の記事でも書いたとおり、仕事しすぎて犬達も追い詰めて幸一を病に陥れたわけですから。
まあちょっと正直、かなり極端な日々ではありましたので…あそこまで極端な日々を四ヶ月も続けられる人がそうそういるとは思えませんし、通常は恐らく愛犬の前に普通に自分が倒れると思いますし(笑)
幸一ほど飼い主とリンクして身代わりのようになるというのも、必ずしもではないですし。
特殊な一例と思って頂いてもいいと思います。

ただ、幸一は、態度に出さない分体調に出る犬だというだけで。
全部素直に態度に出るちゃちゃは、わかりやすく淋しい病でした。
なんせ実家に預けた時は一度、私を探しに脱走しています。
(正確には、一度未遂に終わっただけで、脱走騒動は二度起きてます)
普段クールで素っ気ないちゃちゃが、淋しいという感情が積もり積もると、こんなにもくっつき虫になるものかと驚いています。
淋しいと感じていたこと、それが積み重なると何かしらの異常を来すことは、幸一もちゃちゃも、どの犬も同じです。

結局、忙しいさなかというのは、せっかくちゃちゃがくっついてきても、5分やそこらで「ごめん…」と言いながらまたすぐ立ち上がらなければならないわけで。
尚更ちゃちゃの不満は募っていきます。
最近は、ちゃちゃの方から「もういいや。」と離れていくまで、ずっと抱いていてやれる時も増えてきて。
冬場はこんな感じでいけるはずなので、回復していくと思います。

沢山沢山、負担をかけてきたし、これからも負担をかけてしまうであろう幸一とちゃちゃ。
負担を全くかけないという事は出来ないだろうと思うものの、もう少し何とかしないとな…と、今から来夏に向けて思案に暮れる土田です。

思案に暮れながら、年末年始は、そこそこ仕事しつつ犬達と正月感も楽しんでます。
天気もそうひどくない日が多いというのも嬉しいところ。

ちゃちゃの散歩納め。

ちゃちゃんぽ

今年も沢山歩きましたなぁ、シーズーなのに。

あっち行こうよ

そっち行ったら遠回りになりすぎるから、行かないよ…。

行きたい

さて、沢山負担もかけてしまった2017年でしたが、最後の最後にとてもいいものが届きました。
何かな、何かな…。

いいもの

おーぷーん。
じゃん。

おせち

『コミフ』(コミュニケーションフード)と言いまして、多分知る人ぞ知るって感じだと思うのですが、犬も人も食べられるおせちです。
ケーキとかアイスとかもあるんですが、今年はおせちを頂きました。
はるゆずママ、去年のクリスマスケーキに引き続き、ご馳走様です!

こうしてお客様からいいもの頂く事が本当に多くて、特に2017年は、移転祝いとしていろんな方からいろんなものを頂きました。
ブログ書くヒマなかったけど、これからそんなのも記録に残していきたいな~。

さて、おせちは幸一とちゃちゃの労を労い、ほとんどをふたりに振り分けました。

ふりわけた

まずこうちゃん、写真撮らせてくださ~い。

食べたいこうちゃん

「だからどうしてお母さんは普段待てとか言わないのに、美味しそうなものの時に限って待てって言うんです?早く食べたいです。」
ごめんごめん、どうぞ。

おいしいです~

「美味しいです~」

はい、次はちゃちゃ様です。

食べたいちゃちゃ

美味しいものを前にした時のちゃちゃは必ずこういう顔になります。

うるおってる

はい、ちゃちゃ様もどうぞ。

うまい

もりもり食べ進めるちゃちゃですが…

さかな

お魚をぽいっと皿の外へw
そう言えばお前、生臭いのあんまり好きじゃなかったっけ…

と、そこへ、自分の分を食べ終わった幸一が差し掛かり…

こうちゃんが見てる

「あ、落ちてる…」とめっちゃお魚を見てる。
その次の瞬間。

とられるものか

ちゃちゃって性格悪い…orz
そう言えば前、ちゃちゃにあげた硬いチーズ、半分残して投げてあって、何度「もういらないの?」て確認しても「いらない。」って言うから、幸一にあげたら、わざわざ別室から奪い返しに来て持ち去ってまた投げといたことあったなー(笑)

そして最後に野菜も残すw

ごちそーさん

そう言えばキノコは完全に嫌いだったw
しいたけがある間も幸一が皿に近付くと「あげないっ!」て顔でフタをしてましたが、結局食べはしなかったので、私が拾って幸一にあげました。

満足して頂けたかな?

いっしょ。

今年も沢山、楽しいこと、美味しいものに出会おうね。
2018年も、よろしくお願い致します。
 

2016年、締め

こ~んなに長くブログを放置するのはいつぶりでしょうか。
有意義な話を待っていてくださる方もいらっしゃるでしょうに、申し訳ありません。
ありがたいことですが、なんだかとっても忙しかったです。
2016年、後半はいろいろと無理をしてしまって、うちの犬達にも迷惑かけたな~といつも以上に思った年ではありましたが、もう少しで状況が大きく変わりそうなので、特に幸一はあと少しになってしまうだろうけど『思い描いた理想の生活』に近い日々を贈れるんじゃないかと、私も期待している2017年。
いつも私のところへ来てくれる、沢山の犬達にも、今まで以上に快適に過ごしてもらうことが出来る、そんな環境が手に入るはずと、来年への期待は高いです。

そんな2017年に向けて、今年はただもうがむしゃらに頑張ったという感じでした。
正直、身体壊す一歩手前だったと思います。
よく保ってくれました、私の腰。
多分相当やばかったはずです、痛いのを通り越して常にしびれてましたからね。
人生二度目の救急車にも乗った年でした。
あれはでもそんなに忙しくない時だったのに突然の激しい胃痛で、検査しても何もわからず、その日の夜にはケーキ食ってたくらいなので、未だに意味がわかりません。
無理をして頑張ることは格好いいことじゃないよ、と思っている人間なのですが、私の弱点は『無理をしているということに気付くのが遅い』のと、『無理をせざるを得ないスケジュールになった時にも断れない』ことだと痛感しました。

保護犬のレオも行き先が決まったり、「うちのコお星様になりました」のご報告を頂いたり、余命宣告を受けていたわんこが元気になりましたと連絡をもらったり、沢山の出会いと別れと涙と笑顔があった2016年。
濃かった…(笑)
濃い日々を、私と一緒に堪え忍んで乗り越えてくれた幸一と茶々丸、今年はほんと~にふたりに迷惑かけました。
そんなふたりに、一年の最後のご褒美でしょうか、連日ひどい天気だったのに私がオフになった二日間、とてもいい天気で。
がっっっつり散歩に行ってやることが出来ました。
ちゃちゃのニコニコの顔、久しぶりに見たな。
カメラ持って行けば良かった。

冬のちゃちゃのお散歩スタイル…

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笑えるな~四つ足の服って。
これ、見た目は面白いですけど、めちゃめちゃ機能的であったかいんです。
さすがアルファアイコン。

ちゃちゃは本当は服は嫌いだし、私も極力犬に服は着せたくないタイプなので、服を着なくても外に出られる季節が一番なんですけどね。
本当に、冷えは身体に良くないので。
以前、私自身も、整骨院の先生に、「夏でも腰にホッカイロ貼っておくくらいで丁度いい、意外と身体は冷えているから」と言われた事がありますが、本当だなと思います。
ドッグマッサージの先生と仲良くさせて頂いて、愛犬達の身体を今まで以上に触るようになって、冬ってだけでこんなにコンディションが悪くなるのかと驚きました。
肌寒くなってきたくらいの方が、幸一がハァハァ言わなくなって楽そうと思っていたけど、少し暑くてハァハァ言ってるくらいの時の方が、筋肉や関節は断然調子がいいんです。

筋肉が硬くなるってことは血流も悪くなり、全身への酸素の供給量も落ちたりして、ストレス状態に陥るってこと。
身体が硬くなれば気持ちも硬くなる。
リラックスして穏やかになんていられるわけがない。
だから幸一も寒さが厳しい日はアルファアイコン(笑)
もうトシだしね、冷やさないように。おじいちゃん。

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アルファアイコンの回し者かよ!みたいになってますが、先日、なんて素晴らしい対応をしてくれる会社なんだ!と感動させられる出来事があったのです。
製品が素晴らしいのは知ってましたが、対応も素晴らしすぎたので、ガンガンプッシュしていきますw

さて、年末にもう一つ、幸茶へのご褒美が。

クリスマスになるといつも、私の父が犬達に、クリスマスケーキを買ってくれていました。
ところが今年は忙しすぎて申し込みを忘れてたと言われ、がっかり。
特にちゃちゃがっかり。
去年までは、一箱に二つ入ってくるケーキを、一つは幸一、もう一つをちゃちゃと保護犬のレオで分けて食べていたんです。
三年ぶりに幸一とちゃちゃふたりきりのクリスマス、今年はちゃちゃもまるまる一個食べられるね~って期待していたのに。

と思っていたら、12/24、幸茶にサンタさんがやって来ました!

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サンタさんは私にもお酒をくださいました(笑)

良かったね~ふたりとも。
カロリーの高いショートケーキは、こうちゃんだよ。(笑)

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「どうしていつもはごはんの時に待てとか言われないのに、美味しそうなものの時に限って、お母さんは「待て!」って言うんです?早く食べたいです。」

ごめんごめん。
でもほんと普段一切待てとか言わないのに、写真のために年に一回待てをかけても、危なげなく待つ君達をさすがだと思ってるよ(笑)
さぁどうぞ。

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「美味しいです~」

幸一は舐めながらゆっくり食べるタイプです。

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鼻にクリーム付けたシェパード。
警察犬のけの字もない雰囲気の幸一、大好き。

さぁ、お次はちゃちゃ様です。
ちゃちゃ様はヘルシーなムースの方です。

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いつもより更に目が開いております。

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ちゃちゃはかぶりつくタイプ。

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必死すぎて目が恐い。

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「うめっっっ!!!!!」

幸せなクリスマスイブを過ごした幸茶でした。
はるゆずママ、ほんとご馳走様でした。

あ、そうそう、2016年は小さな家族が増えた年でもありました。
ハムスター迎えました。

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ジャンガリアンハムスターのケリー君です。
ハムスターにも、こんなに個性があって、意思や感情が伝わってきて、面白いと思わせられるとは、飼ってみるまで知りませんでした。
もっと臆病で警戒心が強いコに当たっていたら知らないままだったかも知れませんが、ケリーはとても気が良くて良い意味でどうってことなくて、キャラが立ってて面白いコです。
ハムスター初心者の私にはありがたい性格のコがうちに来てくれました。

ハムスターを迎えてみて痛感したのは、犬の、『人間に寄り添うスキルの高さ』です。
その点ハムスターの方が断然、こっち(人間)が“ハムスターの居る生活”に合わせなければならないので、「人間の生活が第一」「人が中心で当たり前」「それを他者に合わせて変える事はできない(変える余裕はない)」という人には飼えない(飼われたハムは可哀想)と思いました。
ハムの習性に合わせた環境を提供し、ハムのライフスタイルが不規則にならないように世話の時間を固定し、ハムの行動パターンに合わせてこちらも行動する。
それが出来ないとハムはすぐストレスでおかしくなってしまいます。

私が触りたい、手に載せてみたいと思っても、ハムの方がそういうコミュニケーションを受け入れてくれる個体でなかったら、無理強いは出来ない。
ハムに信頼されるためには、人間側がどうしたいかなんて言ってちゃダメで、ひたすらこっちがハムに寄り添い、ハムを脅かさない接し方、ハムが本当に喜んでくれることを把握しないといけない。
ハムとの生活は、犬以上に、人間の自己満足ではダメだと思います。

幸か不幸か、犬の方が、人に合わせるスキルが高いです。
人間の生活に最も近づいた動物です。
だから、本来なら犬にとっては苦痛であるはずの環境を与えられても、苦痛であるはずの接し方をされても、大抵受け入れてしまう。
犬の都合より人の都合、となっても、人の都合に合わせてしまう。

勿論、人が犬を飼うことは共同生活ですから、人が一方的に十割犬に合わせる必要はありません。
だけど、逆の意味で共同生活でなくなってしまっているケースが多くて。
八割も九割も、一方的に、犬が人側に合わせて頑張ってくれているケースが多くて。
そしてそれに気づきもしないで「うちの犬は幸せだ(=自分達はよくしてやっている)」と思い上がっている人間が、多くて。

それでも健気に人に寄り添って暮らす犬が、実際は沢山いるから、耐えきれなくて問題行動ってやつを出した時に、「この犬がおかしい」「今までの犬は同じ飼い方でもこんなことにならなかった」と言う人もいる。
犬が、こんなにも、人に合わせるってことが上手でなかったら、いっそ不幸な犬って減るんじゃないかな、なんて思うこともあります。
そうしたらきっともっと犬は飼われていないだろうし、ちゃんと犬って生き物を勉強して、犬って生き物を尊重して、犬って生き物にこっちが寄り添っていけるって人しか、犬に手を出さないだろうに。

だけど、私自身も、犬のその「他のどんな動物よりも私に寄り添ってくれるところ」が好きだから。
ともすると人間の家族以上に、幸茶は私の傍に居てくれる。
この世で一番私のことを知っているのは私自身で、その次に全部私を見ててくれているのは幸一とちゃちゃだから、ふたりが私に寄り添うことをやめてしまったら、私は支えをなくしてしまう。
と考えると、やっぱり、犬達が人に健気に寄り添ってくる能力をなくしてしまうと、私も困るな。
だからやっぱり、私の仕事は、そんな犬達が一頭でも多く、少しでも快適に暮らせるよう、世の飼い主さん達に「犬って生き物はね」を発信していく事なんだな。

というわけで、2017年も相変わらず、くどくど喋っていきたいと思います。

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「来年もよろしくお願いします。」
 

幸一の10歳記念日

去る3/15、私の愛犬、Gシェパードの幸一が十歳を迎えました。

幸一は過去、「このコはこのままでは十歳まで生きられない」と言われたことのある犬です。
そう言われた時とは大分状況が変わったので、もう大丈夫、と思いながらも、ちょっとは気になっていました。
だから、無事に十歳を迎えられて、本当に良かった。
二桁ですし、そういう経緯もありますし、私にとっては大きな節目です。

普段は誕生日だからとか、うちに来た記念日だからとかで、ケーキをあげたり遊びにつれてったり、そういう特別なことは、ちょっと素っ気なさ過ぎるんじゃないのっていうくらいしないタイプの飼い主(って言うか、人間相手でも。笑)なんですが、今年はちょっぴり変わったことをしたいと考えていました。
最近、出来るなら犬の食事を手作りに切り替えたいなぁという思いもあって、軽く読み聞きしているところなので、誕生日は手作り食にしよう!と買い物をしてきました。
と言っても当日は、仕事や何やらであっという間に夕ご飯の時間になってしまい、犬達が「ごはんモード」に入ってしまったので、そこから焦らしてじっくり調理することは出来ず(笑)
結局は、普段のドッグフードにちょっとトッピングしただけのメニューになってしまいました。

ごちそう

鶏のささみを茹でたものと、黄身の部分が完全に隠れちゃってるけど卵を乗せて、気分は親子丼。
あと、お客様から頂いた手作りパンを、犬達にもちょっとずつお裾分け。
パンもわざわざ焼いて、カリッと食感良くしたんですが、ささみのゆで汁をかけたら結局全部べちゃべちゃになりました(爆笑)

さぁさぁ、どうぞこうちゃん。

こうちゃんの分ですが

茶々丸さん、主役よりも前に出ないでください。
しかしあなた、美味しそうなもの前にすると、目ぇ開くわね。

ちゃちゃとレオにも一口ずつささみとパンを乗せてあげましたが、みんな真っ先に肉に食らいつきました。
ドッグフードだけの時より勢いよく食べてくれて、一応美味しいと思ってくれたんでしょうねぇ、手作り食の人達はこれが嬉しくて毎日頑張ってるんだろうな~。

食べてる最中に卵の黄身も現れました。

黄身現る

結局なんかちょっと慌ただしいお祝いになってしまったけれど、当日はすごく天気も良くて、久しぶりに気分良く散歩に行く事も出来たし。
幸一に喜んでもらえていればいいのですが。

幸一はいつもいつも、私を気遣って、私の変化に敏感で、私よりも先に私がストレス抱えてる事に気付いて、憂鬱そうな顔をしたり、時には体調まで崩したりして、寿命も私のために削ってしまうようなコです。
毎日散歩にしっかり行っても、留守番の時間が短くても、サークルに閉じ込めなくても、繋がず自由にさせていても、幸一が幸せとは限らない。
勿論、飼育条件を満たす事は大前提なんだけれど、それをクリアしさえすれば必ず犬は幸せかと言ったら、そうじゃないんです。
幸一にとっては、毎日散歩に行ける事よりも、私が安定して笑顔で過ごす事の方が大切で。
飼育条件が申し分なくても、私が悩みやストレスを抱えていたら、幸一は笑顔で暮らせません。

人間にとっての問題行動を、犬が起こさなければ、それで問題解決。とは、思わない。
人間が困らなければ、問題解決。とは思えない。
幸一のように、自分の中に溜め込んで溜め込んで、飼い主を困らせる形で表に出さない犬もいるんだから、私は時にどんな“ドッグトレーニング”も信用できなくなるのです。
いたずらや問題行動をしなくなって、大人しく寝て過ごす犬になってくれたって、もしかしたらそれは、ふて寝しているだけかも知れないじゃないですか。

「人間は誰も自分の気持ちを正しく理解してくれない。必死で訴えて咬んだり吠えたりしてきたけど、それはするなと言う。もういい。誰も頼らないよ。もう誰も信じないよ。どうせどんなに一生懸命言っても、こんなに嫌なんだって言っても、誰もこっちの悩みは解決してくれないんだろ?」
「これを求めてるんじゃないんだよ。こんなのどうでもいいんだよ。人間がこっちに求めてることはわかるから、応えてるけどさ、こんなので『言うこと聞いてくれた』『気持ちが通じた』なんて喜んでいないでよ。僕が本当に必要としてるもの、そっちは全然わかってないじゃんか。」

って、絶望しているだけかも知れないじゃないですか。
なんて思い始めると、自分がこれまでレッスンしてきたコ達も本当に幸せになれているか、私は犬の訴えを本当に聞いてあげられたか、妥協させるべきでない大事なところを黙殺してしまわなかったか、いつでも不安になります。
「もういいよ、どうでもいいよ」って思わせてしまったのではなく、本当に満たされて安定して、それ故に自ら進んで幸せな気持ちで寝ていてくれる犬達を、一頭でも増やせてきてればいいけど。
みんなが本当の笑顔で卒業できてるといいんだけど。

そんなわけでどうしても幸一を軸に物事を考え始めると悲壮な思考になるんですが(←これがまた彼を追い詰めてダメなんですよ)、これからも幸一、茶々丸をはじめ、レオやうちとご縁があった犬達とそのご家族が、少しでも上質な幸せの中暮らして行けますように、これからも勉強して行きたいと思います。

私に大切なことを気付かせてくれた幸一。
私の人生を変えた幸一。
仕事をこれに変えようと思った、大きな理由の一つに、「もっと幸一の傍にいてやりたい」というのがありました。
勤めていた頃は、毎日幸一に十時間近くの留守番をさせて、家に家族はいたけれど幸一はひとり私の部屋で私を待っていました。
幸一はそれで問題行動は起こさなかったけれど、ただでさえ人間より短い人生を、そんな風にほとんどひとりきりで何の楽しみもなく過ごしてしまうなんて、と思って、私はもっと幸一と過ごす時間を作れる仕事を選んだ。
そんな飼育環境で幸一が一見問題ないイイコに育ったのは単なるラッキーだったし、幸一の器の大きさに甘えて、沢山酷なことを押しつけてきた過去を、負い目に感じています。

幸一とちゃちゃが私のところに来なかったら、私は今でもまだ犬を怒鳴ったり蹴ったりばっかりしていたかも知れないな。
そしたらあの犬ともあの素敵な飼い主さんともご縁がなかった。
幸一、本当にありがとう。
幸一に課した、間違いだらけの過去を償うためにも、幸一が教えてくれた事を忘れないように、これからも一頭でも多く、少しでも幸せにしていきます。

10歳おめでとう
 

うちの犬達の『ダメなとこ』茶々丸編

第一弾の幸一編からちょっと間が空きましたが、気が向いたので(笑)茶々丸編をまとめたいと思います。
何故にこのような残念なタイトルの記事を?という点は幸一編で詳しく書きましたが、要約すると、「うちの犬だってダメだぜ!世の飼い主さん、一緒に頑張ろうぜ!!」そんなメッセージが込められた記事です。

ちゃちゃは我が家にいる中では、一番『一般家庭犬』で一番『普通』で最も『皆さんの愛犬に近い』のではないかと私は思っています。
一番普通に育ったと言うか、普通の家庭犬の生活をしていて、普通にワガママで、自由奔放。
(幸一とレオは、少しちゃちゃとはライフスタイルが違うので)
そして一番『きちんとした自立』が出来ていて、逞しく、一番『我が道を行く』で生きていけてるのが茶々丸。
同じ環境下で同じ出来事が起こりながら生活していても、幸一やレオより、ちゃちゃの方が余計なストレスを抱えずに生きていけてます。
ストレスがかかっても、自分で発散するのも上手。
シーズーという犬種の特性も大いに関係あるところです。
飼ってみて、飼いやすい犬種だな、と感じました。

今の流行の犬種と言えば、プードル、ダックス、チワワですが、一昔前は、平成御三家と言えばシーズー、マルチーズ、ヨークシャテリアだった時代がありました。
その頃現役だったトレーナーさんで、シーズーについて、「飼われていた絶対数の割に、しつけに悩んで相談が来る件数が少ない」と仰っていたことがありました。
それに対して現在の平成御三家は、絶対数に比例して、しつけに悩む方も多いです。
正直なところ、流行ってはいけない犬種が流行った、と思っています。
ついでに加えさせてもらうと、柴犬も、家庭犬として普及させるには無理がある。

最近犬業界でよく話題になり、個人的にも「ヤバイもの」を感じることが多いのが、トイプードルの茶系のコ。
なんでよりによってアプリコットやレッドが流行ってるんだろう、白や黒ならまだ良かったのに…という感じ。
いや、イイコも沢山いるんでしょうね、そういうコとトレーナーは縁がないだけです。
だけどシーズーのように、「沢山飼われている割に、しつけ相談が来ない」という犬種もあることを考えると、やっぱり犬種選びの時点からとっても大事だなと思うわけです。
特に、ゴールデンレトリーバーやコッカー、プードルなど、『本来はめちゃくちゃ人間に対してフレンドリーなはずの犬種』なのに、『ビビリとか、人が嫌いで、咬むタイプ』っていうのは、シェパードなど『もともと高確率で咬む犬種』よりヤバイと言われるんです。
わかりやすく言い尽くしていると思った師匠の台詞『フレンドリーなゴールデンが99頭いたら、1頭だけ、「100頭分オレが咬む!!」ってヤツがいる』
ゴールデンならみんなが人懐こい、というわけではないんです、そこはやっぱり機械ではないので。

それを売る側が必ず知識として持っていて、キャラクターに難ありの個体は繁殖には使わないとか、子犬の頃から明らかにマズイ気配があるコは一般家庭には売らないとか、犬を買いに来た人に事細かに説明するとか……というふうに出来ればいいのですが。
実際は、まずそんなこと知らない場合も多く、知っていてもそんな事を細かに気にしてケアしていたら利益がないので、遺伝病を持っていても繁殖に使ったり、売っちゃったりすることの方がまだまだ多いくらいです。
犬を商品としてでなく『生涯幸せに暮らせるように』をメインにして売買されていたら、多分世の中の家庭犬は1/10くらいに減ると思う。
多分柴犬とか、一般家庭犬に渡るのは1/100くらいに減ると思う。
生後二ヶ月、三ヶ月の子犬がショーウインドウに並ぶことはなくなり、二頭以上の多頭飼育が可能なおうちも半分くらいに減ると思う。
一人暮らしの方、夫婦共働きのおうち、幼いお子さんや介護が必要なお年寄りがいるおうちには、基本的にショップは犬を売ることはないと思う。

犬を飼うって、本来は、それくらい大変なこと。
子供が一人生まれる、ってのと同じくらい、一大イベント。
人の手も時間も場所も道具も金もいる。
『今、一人赤ちゃんが生まれたら、育てられるか』これに「NO」なら犬も無理。
『死なせないように面倒を見る』ことはできても、『幸せにしてやる』のは絶対に無理。
だけど現実は、沢山飼われてる。
「えっ…」ていう環境で、たっっっくさん飼われてる。
それがそもそも、『犬を商品としてしか見ていない日本のペット業界』を物語っている。
何とか出来ないかな。

脱線ついでにもうちょっと書くと、私、犬って『ペット』の中では最も手間と金がかかる生き物だと思ってるんですよね。
なんでみんなわざわざ犬を飼いたがるんだろう、猫の方がまだ楽だよ?(散歩がないから)
現代人、みんな多忙で時間も気持ちのゆとりもないのに、どうして一番手間暇かかる犬を選ぶんだろう。
医療費だって病気しなくても犬が一番高い(最低限のものだけでも、狂犬病、混合ワクチン、夏場のフィラリア予防)。
その答えは、まぁ人それぞれかも知れませんが、私にとっては『こんなにも寄り添ってくれる動物、他にいないから』。
猫好きさんやうさぎ好きさんに言わせれば、猫やうさぎだって寄り添ってくれるんでしょうけど、私には猫の表現はちょっとわかりにくい。
犬の方が『意思疎通』が出来る。
多分『ヒト』という動物にとって、『イヌ』という動物は、そもそも『共通点』がいっぱいあったんでしょうね。
仲間同士のコミュニケーションの取り方、ライフスタイルなどが、たまたま似通うところが多かった。
だから両者は近付いて、生活を共にするようになったんでしょうね。

だからつまり、『人間の生活』から遠ざかるほど、犬にとっては『不自然』で『辛い』ってことになるんです。
『本来の在り方』から外れるほど、生き物にとっては『負担』なんですよね。
犬は『他者との関わり』を必要とする生き物であり、持って生まれた本能で生きる(食べる、寝る、交尾など)だけでなく、親兄弟や他の生き物との交流から様々な事を学ぶ事が出来るから、人間と息を合わせて生活する事も出来る。
ひとりで一日の大半を過ごしたり、サークルに入れて家族から隔離される時間が長いようでは、その学習も出来ないし、精神的な安定をあげることも出来ない。
犬の都合関係無しに命令したり、怒ったり、リードで引っ張ったり、おやつでつったりするだけのしつけ方では、『交流』とは言えないので、犬との生活最大の魅力である『意思疎通』は手に入らない。

「子供が欲しい」だけで子供を生んで、三歳未満の子供を、家でひとり留守番させて、朝から夕方まで仕事に出ますか?
普通、出ないですよね。
子供が小さい頃はお母さんが仕事をしないで面倒見たり、おばあちゃんなど24時間体勢で子供を頼める人がいる場合に働きますよね。
子供がある程度大きくなったら、幼稚園や保育園を利用して、子供をただ一部屋に閉じ込めて長時間放っておくってしないですよね。
子供がいたずらした時、毎回叩いて終わりにしたり、いたずら出来ないようにどこかに縛り付けるってしますか?(昔はあったか…私も押し入れに閉じ込められたことあるし。笑)

犬もそういうところは人間と同じ。
『死なせないで面倒見る』なら、一ヶ所に繋ぎ、ある程度暑さ・寒さ対策をし、エサをあげていれば生かせますが、『犬という生き物として健全に育てる、幸せにする』には、人間の子育てと同じ労力が必要です。
そう考えれば、赤ちゃん一人生まれるのと同じだけの準備が整わなければ、犬を飼おうなどと思えないはず。
けれど実際は、こんな認識はなかなか広まりません。
(ちゅーか人の話を聞いていると、現実、子供でさえ「何故そんな状況でつくった?産んだ???無理だろそれ…」という家庭も多々ある…)
まず『売る側』がそんな風に考えていないし、そんな風に言っちゃったら、犬や猫が売れなくなるから。
簡単に飼えるよ、賢いからしつけも楽だよ、お散歩もいらないよ、サークルに入れておけばOKだよ、って言った方がそりゃ売れます、生きた犬猫を売るのが一番儲かるそうですから、犬猫が売れなくなったら困ります。
だから七十代の一人暮らしの方に、パピヨンなんぞというアクティブな犬を売るって事も起こるわけです。
扱いきれるわけねぇだろ!!!(土田の心の叫び)

ここを読んでらっしゃるのは既に犬を飼ってる方がほとんどとは思いますが、どうぞ皆さん、これから犬を飼おうかなとお考えの方にアドバイスしてあげてください。
赤ちゃんが一人増えるとしたら、面倒見られるかい?ということ。
それから、『犬種選びは、犬を売る立場ではない人に聞け』。
獣医さん、トリマーさん、トレーナーさんになど聞いてみてください。
特に『その犬種の“大変なところ”』を。
あともう一つ、『買わなくても犬は飼える』。
保護団体や保健所で、新しい家族を待っている動物がごまんといます。
特に保健所にいるコ達は命の期限付きです。
(だからと言って準備が不十分なのに引き取るような事があっても良くないですが…)
流行や見た目に惑わされず、本当に自分のライフスタイルに合った犬を、一組でも多くの飼い主さんに選んで頂きたいです。

さて!大分脱線しましたね、本題に入りましょう(笑)
改めましてシーズーの茶々丸、三歳。
特技は変顔。

ちゃちゃ様
(本人は『普通』の顔をしています)

もうね、彼のダメなところは、これに尽きます!

茶々丸のダメなとこ.その1
『咬む』


咬むんですよコイツ(笑)
トレーナーの犬が咬むって究極にダメじゃん!て感じでしょ。
まぁでも『咬む』一言じゃざっくりしすぎているので、掘り下げてみましょう。
ちゃちゃがどういう時に咬むかと言うと、当然だろうっていう話なんですが、『気にくわない時』です。
まだざっくりしているので、もう少し掘り下げましょう。
ちゃちゃはどういう事が気にくわないのか。

■基本的に、抱っこされること
(自分が抱っこしてほしい気分の時は除く)
■ハミガキ、耳掃除などのお手入れ
■自分が持っているものを取られること
(特に食べ物)
■しつこく絡んでくる犬
(自分がしつこく行く分にはOK!)
■リラックスしてるところを邪魔されること

ただのジコチューですね(笑)
私は最近彼に「わがま丸」というあだ名を授けました。
多分細かく挙げるともっとあります(笑)
「あるある!」「うちもそう!」と思う方、いらっしゃるんじゃないでしょうか?
ね、ものすごく『普通』でしょ、ちゃちゃ。
そして、ちゃちゃが気にくわない事柄、もう一度よく見てみてください。
どれもこれも、「嫌がって当たり前」のことだと思いませんか?

まあ、抱っこは大好きな犬もいるでしょうが、基本的には精神的にきちんと成長すると、多少なりとも嫌がるようになるものです。
20歳、30歳になった人が、親に抱っこ求めないでしょ?
むしろ人前でベタベタされたら嫌がるようになる方が普通ですよね。
犬もそれと同じ。
ここも犬種差はありますが、よく飼われているところでは柴犬、ほとんどがベタベタしたスキンシップは嫌うようになります。
お手入れもまぁ、ブラッシングを気持ちよさそうに受ける場合もあったりしますが、犬にとって嫌な認識になる方が圧倒的に多いですよね。
あとの三つも言わずもがなだと思います、犬の立場で考えてみてください。
同じ事されたら、人間だって「嫌だ」「ウザイ」「何だよっ」てなる事柄です。

忘れたくないのは、『嫌がること』は悪いことではないということ。
犬それぞれで、好きなこと嫌いなことがあるのは当然だし、どんな犬だってそりゃ嫌がるでしょ、という事だってあります。
そして、『嫌なもの』を「いや!」と言えることも、決して悪いことではないということも、忘れたくない。
むしろ嫌な事すらいやと言えず、飼い主さんにさえもその苦痛をわかってもらえず、一人悶々と溜め込んでいる方が可哀想です、タチが悪いんです。
例えば、実は抱っこが嫌いで、抱かれると「んも~、つまんない」「動きたい、好きにしたい」「暑苦しい、ひとりになりたい~」とモヤモヤイライラし続けるにも関わらず、それを態度に出して暴れたりすると飼い主さんに怒られるから、じっと我慢しているだけだとしましょう。
飼い主さんの方は「嫌がらないから抱っこされると落ち着くんだろう」とか、自分が抱っこしたいからとかで、沢山抱っこしてベタベタ撫で回すような時間が増えるとしたら、どうですか。
結構多いんですよ、愛犬の気持ちを勘違いしている飼い主さんって。
飼い主さんの方は「喜んでいる」と勘違いしていて、でも、犬はどう見ても「やだな…」というシグナルを出していたりする事が、実際に結構あるんです。
そんなすれ違いをするよりは、嫌な事ははっきり嫌と言ってくれた方がよほどいいものです。
本音を言えないコに、「自分の気持ちをはっきり言っていいたんだよ」と言って、変えてあげるのは、はっきりと本音を言えるコと対話するよりずっとずっと大変なんです。

ちゃちゃは本音をはっきり言えるコ。
だから、本当に嫌なのに、相手が全くちゃちゃの気持ちを汲んでくれない接し方をしたら、咬んででも「やだってば!」を伝えるというわけです。
ここでポイントになるのは、『相手が全くちゃちゃの気持ちを汲んでくれない接し方をしたら』咬む、ということ。
つまり、ちゃちゃの場合は、「嫌だよね、お前の気持ちはわかる。でもさ、耳掃除はしないと。」と、説得し、強引にならないように接してあげれば咬まないということです。
不要な抱っこはしなければいいだけだし、どうしても抱かなければいけない時は、説得する。
その説得に応える余裕がないちゃちゃではありません。
「ちっ、しょーがねぇ」という雰囲気がダダ漏れでも(笑)応えてくれるコです。
だから実際は耳掃除もハミガキも私がやっているし、何かくわえて持っていっても、ちゃんと返してくれます。

もう一つ、ポイントは、ちゃちゃが「嫌がる」と言っても「冷静に状況判断が出来た上で嫌がっていること」です。
同じ状況で嫌がっても、中には、例えば「たかが足を拭くだけなのに、殺されるくらいの勢いでパニックになり、めちゃくちゃに咬みついてくる犬」もいます。
イメージとしては、ちゃちゃが「やめろっ!」と一喝する感じでガウッと一回歯を当てるだけなのに対し、「ぎゃぁぁあ~!!やめろやめろヤダヤダヤダヤダ~~~!!!!!」と悲鳴を上げ続ける感じで暴れ、咬みまくる犬。
そういうコには『説得』を理解するゆとり、応えるゆとりがありません。
そのコにとってそこまで嫌な認識になってしまっていること、あるいは、たかが足拭き、たかが抱っこなのに、それを『大したことない』と気付けない、認識できないこのコの精神的な容量の少なさを見詰めてあげなければいけません。
ちゃちゃは「所詮耳掃除、好きではないけど大したこっちゃない」とわかっているからこそ、「やだけどまぁ説得されたらしょーがねぇ」となれるんです。
パニックまで行っちゃうコの飼い主さんは、無茶しないでくださいね。

あとせっかくだからちょっと書きますか。

茶々丸のダメなとこ.その2
『散歩中動かなくなる』


これは対・私の祖母限定で起こる意思表示。
ちゃちゃが一番長く一緒に過ごすのは、私の祖母(85歳です)。
気候がいいと祖母はちゃちゃを散歩に連れ出してくれます。
が、まぁいくら元気と言っても、85歳が充分に『犬のペースに合わせる散歩』を出来るわけもありません。
ちゃちゃは動きがちょこまかと素早いですしね。
正直なところ、祖母と散歩に出ると、ちゃちゃは自分の方が祖母に合わせてあげなければならないため、あまりストレス発散になりません。
むしろストレス溜めてるかも。
でもちゃちゃとの散歩は祖母にとって楽しみでもあります、奪うわけにもいきません。
こうやって、犬の方に人間の都合を押し付けてしまうことなんて、どこのお宅でも、いくらでもありますよね。
だから、できる限りは、感謝を込めて、犬に快適な暮らしと楽しい散歩をあげましょうね。
ちゃちゃも私との散歩は、存分に自分のペースで歩き、やりたい事をやり尽くしています。

さて、そういうわけで、祖母と歩く時は基本的に祖母に合わせてくれるちゃちゃですが。
祖母との散歩コースは決まり切っているらしく、いつもと違うところで祖母が曲がろうとすると、地面にベターっと寝そべって動かなくなるそうです(笑)
上目遣いでじとーっと祖母を睨み上げ、仕方なく祖母がいつもの道へ進路を変えると、ちゃちゃもさっと立って歩き出すそうですよ。
この現象は、私に対しては起こりません。
私がちゃちゃが行きたがるのと違う道を指して「こっちに行こうよ、おいで」と言えば、必ずついて来ます。
ここで登場するのがリーダー論ですね。
私とちゃちゃでは、主導権を握れているのは、私。
ちゃちゃと祖母の時は、ちゃちゃ。
私と歩く時は極力ちゃちゃの好きにさせているので、気持ちのゆとりも違うでしょう。
九割好きにできて一割譲るのと、九割相手に合わせて一割しか思うようにならないのとでは、雲泥の差ですからね。

一見『人間のペースで歩き、主導権を握った散歩をしている』のは、祖母の方なのに、面白いですよね。
リーダーになるって、なんでもかんでも人間の言う事を聞かせることでは、ないんですよね。

ついでにもう一つ、祖母限定の現象。

茶々丸のダメなとこ.その3
『おやつが欲しい時の“悪い子作戦”』


これは完全に祖母がちゃちゃをこうしたという話なんですけどね。
ちゃちゃは昔からスリッパが好きで、よくルンルンで運んできました。
勿論最初はかじって遊ぶことが目的でした。
おバカだな~と微笑ましく思ったのは、「いいだろ~」とばかりに、必ず誰かの目の前を横切ること(笑)
だからすぐに見つかって「それはダメでしょ~」と私に回収されていたものです。

子犬が「何が遊んでOKなもので、何がダメなのか」を知らないのは当然のことなので、私はこういう時、犬を怒ったりはせず、やはり「それは返してね」という『説得』をします。
「これはお前のじゃなくて、“私のもの”だから。勝手に遊んじゃダメなんだよ。」と言い聞かせます。
善し悪しを何も知らない子犬に、『叱る』という手段で何かを教えるというのは、私ヒドイと思うんです。
「もうわかっているはずなのにやる」なら叱りたくなるのもわかりますが、「知らない」だけなのにいきなり怒られたら、私だったら拗ねちゃうもん。
また、説得せずこら!と強奪していると、犬はダッシュで逃げるようになるか、ちゃちゃなら咬むようになります。
現に今でも強引に奪い返したら咬みますしね。

ところがこの『説得』が祖母にはなかなか出来ず、また、私の言うことなんか聞かないもので(笑)
祖母が取った方法はおやつと交換作戦
結果、ちゃちゃは、おやつが欲しい時はスリッパにイタズラをするようになりました。

ちゃちゃ、スリッパを持って来て、これ見よがしに祖母の前で呻りながら振り回す
 ↓
ばあちゃん一言目には焦って「こらっ、また!このやろ!」
(この時点で既に『犬のやったことに振り回されている』ので主導権はちゃちゃに…笑)
 ↓
二言目には猫なで声で「何やろかな~」
 ↓
ちゃちゃ内心ニヤリ
 ↓
ばあちゃんおやつを取り出す
 ↓
ちゃちゃ、スリッパ返す
 ↓
べた褒め、おやつGET

ちゃちゃの思うつぼで毎回この流れです。
まあ一応これでこのふたりは丸く収まっているし、日に何度も何度もこんな事が起こっているわけではないので、私も放っておいています。
こういう日常の些細なことから、ちゃちゃと祖母の関係が出来上がっていってるんでしょうねぇ。

私の場合は、ちゃちゃがスリッパを持ってきた時点で、『動揺』はしないので。
「はいはい、まただね~。ほんとにお前はねぇ~。」(*´ー`)
そういう、動じていない、余裕のある気持ちで対処できるかどうかの時点から、ちゃちゃには見抜かれているんですよねぇ。
大したもんだと思います、犬達見てると。
本当によくこちらを読んでいますよ。
先日もちゃちゃが「やだよっ」と逃げ回っていて、「もー」と言いながら追い掛けていた最中、私が自転車にぶつかって後付けのライトが取れて、中の電池が散らばったんです。
それにイラッとして「もー、またかよっ」て言ったら、ちゃちゃを直接怒ったわけでもないし、そう盛大に怒鳴ったわけでもないのに、途端にちゃちゃが「やべっ…」と自ら部屋に戻って行ったんですよ。
私が口だけで「こらー」と言ってるのと、心から怒りが湧いた時を、ちゃーんと見分けているんです。
そう考えると、いつも穏やかな頼れるリーダーになることって、結構難しいのかも知れない(笑)

今回も長くなりましたね~。
ちゃちゃの『普通』具合、伝わりましたでしょうか。
特に祖母の前だとお茶目ないたずらっ子でしょ。
トレーナー宅の愛犬でも、こうですよ(笑)
でもお互いに「自分の思い通りにならない!!」とギスギスするより、欠点ありながらも受け入れて仲良く暮らしていけてるので、いいかなと思うことにしてます(^^;)
また気が向いたら、最後にレオのことを書きまーす。